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糖尿病について
糖尿病とは、インスリンが十分に働かないために血液中に糖(ブドウ糖)が増えてしまう病気です。インスリンは膵臓から出るホルモンです。血液中の糖は、インスリンの助けを借りて細胞に取り込まれ、体が活動するためのエネルギー源となります。インスリンがうまく働けず高血糖の状態が続くと様々な内臓異常をきたすようになります。
インスリンが働かない原因
1.インスリン分泌低下
インスリンが不足して糖が細胞の中に入れない状態。糖の取込みがうまくいかない。
2.インスリン抵抗性
インスリンが十分あるが細胞で働けない(反応できない)状態。効率よく糖を取り込めない。
どちらの原因で糖尿病になっているかを知ることが大事です
高血糖の症状
高血糖になると下のような症状が出てきます
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口渇(喉が渇く、水をよく飲む)
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多尿(尿の回数が増える)
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体重減少
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倦怠感(疲れやすくなる)
また高血糖がひどくなると「意識障害」まで至ることもあります
<糖尿病を放っておくと?>
1.糖尿病性神経障害
足がしびれ(両足)・痛み たちくらみ 便秘
高血糖状態が約5年続くと出現
2.糖尿病性網膜症
徐々に視力が低下 最悪の場合失明に
眼科受診で糖尿病がみつかることも
高血糖状態が約10年続くと出現
3.糖尿病性腎症
たんぱく尿 顔や足がむくむ など
高血糖状態が約15年続くと透析が必要になります
4.心筋梗塞・脳梗塞
高血糖が原因で心臓や脳の血管が詰まり発症
5.足壊疽
巻き爪、靴ずれ、足白癬(水虫)などが原因
足の皮膚に感染がおき腐ってしまう
6.歯周病
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